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2015.09.08

神楽坂サロン ようこそわが家へ Bienvenue chez nous

長い夏休みが終わり、4日より営業を開始いたしました!
休みでチャージしたエネルギーをこれからどんどん発揮していきたいと思います。

お店もちょっと陳列を変えて、
いつもとは違う眺めになっているんですよ!
新しい商品もぞくぞくと入荷中。
そんなこんなも、ぜひ、発見してもらえると嬉しいです。
いつでもぜひ、遊びに来てくださいね!

今日のブログは思い出を振り返らせていただきます。

お店のオープン前から自分達がお世話になっていた
神楽坂のサロン ようこそわが家へ。
jardin nostalgiqueができるまでに、無くてはならない存在だった場所。

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そして、オーナーの松谷芙美さん。
夏休み中にも一緒に宇都宮まで新幹線で旅しつつ
お食事をしたりしたばかりだったのですが、
9月5日、あまりにも急に、天国へと旅立たれました。

ショックと悲しみに包まれた時間もありました。
きっと、これからも油断するとまた悲しい気持ちになります。

でも、お店にお越し下さる皆様からたくさんの元気をいただき、
悲しみ以上に、感謝の気持ちがあふれています。

芙美さんがいつも近くにいるような気持ちで、
jardin nostalgiqueをさらに盛り上げていくことが
芙美さんへの恩返しとばかりに、
今まで以上にやる気十分で営業していくつもりです。

jardin nostalgiqueという名前も、
フランス語の先生である芙美さんのアドバイスをもらいながら考えた名前。
日本語で発音しても、本来の発音に極力近い言葉という点を踏まえて、
いろいろな候補の中から選んだのです。

ようこそわが家へをご存じの方は、一緒に思い出していただければ嬉しいですし、
知らない方にも、こんな素敵なサロンで、素敵なみなさんに出会い、
芙美さんのおかげで今のjardin nostalgiqueが出来たことを知ってもらいたいという思いで、
今回のブログを書こうと思います。


芙美さんとの出会いは、私、青江がフランスから帰国した2010年末。
パリにお住まいの先輩の紹介で初めてサロンに伺いました。

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その時にお持ちしたブーケをとても気に入ってくださったのをきっかけに、
いろいろな話が膨らんで、
サロンでお花のレッスンをさせてもらうことになったのが2011年。

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初めてのレッスンでは、芙美さんがとっても盛り上げてくれたのを思い出します。

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レッスンの後のコーヒーは芙美さんがいれてくれるのですが、
それがおいしくて、何度もおかわりしました。


時には、レッスンに人が集まらず、
芙美さん自らが参加してくれたことも。

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夏の果物のリース作りでは、意外に几帳面な部分を見せつつも、
子供のようにはしゃぎながら、やはりオリジナルなリースを完成させてくれました。


その後も定期的にレッスンを開催しているうちに、芙美さんからの提案が。
「いつかお店をしたいなら、ここで練習にお店をしてみたら良いじゃない!」

そんな提案から、2011年5月、第一回花のマルシェが開催されました。
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この時はまだ自分一人だったのですが、
市場で知り合ったタカもお客様としてのぞきにきて、
この時がタカと芙美さんの初対面。

日本にフランスの良さを広めたい!という芙美さんの思いは強く、
サロンではいろいろなイベントが開催されました。
その都度、イベント販売として出店させていただいたのですが、
2回目からは、タカのお菓子販売も開始しました。

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こうして、お花とお菓子のコラボレーションをするKENとTAKAとなり、
その後は、いつも2人でイベントに参加してお花とお菓子を販売し、
jardin nostalgiqueの原形が出来てきたのです。

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イベントでのお花のマルシェは廊下もフルに使って。

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冬はリースの販売も。

サロンの屋上ではよくパーティーをしました。
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jardin nostalgiqueも、お手伝いをしながらも
多くの皆様と語らい、笑い、おおいに楽しみました。

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花仲間と開催した、「花のまつり」
お花の作品の展示やデモンストレーションで盛り上がりながら、
最後のパーティーは暗くなるまでみんなで飲んでいました。

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50名以上の方が参加するイベントも。
スタッフとして活動する芙美ファミリーはてんてこまいながらも、
どのイベントも大成功で、みんなの笑顔あふれるものになりました。

今のjardin nostalgiqueのHPも、
サロンの上の階に引っ越してこられた方がたまたまウェブデザイナーで、
イベントに参加してくださり、そこから話が膨らんでお願いして作っていただいています。
不思議と、どんどんいろんな縁が広がっていく場所でした。

サロンでのイベントで忘れてはならないのは、
TAKAのサロンドテ。
今はお店で、土日の3時~がカフェタイムですが、
その原形がこのサロンドテでした。
これも、芙美さん発案。

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TAKAがみんなに生菓子をふるまう機会を作ってくれたこと、
そしてそれが今のカフェタイムにつながっていること。
振り返ると、芙美さんのサロンで共にした活動の一つ一つが
今のjardin nostalgiqueのお店に結びついています。

お店をオープンしてからも、自分たちのことを本当の子供のように応援してくれて、
いつも深い愛を感じていました。

オープンから1年、2年が経ち、
芙美さんのフランス語レッスンの生徒も急激に増え、
jardin nostalgiqueのお店もそれなりに忙しくなり、
会う機会が減ってきつつも、
フランス語の生徒さんがお店に来てくれたり、
jardin nostalgiqueから、サロンを紹介したり、
そこから新しいご縁もできたりして、
いつまでもそんな関係が続いていくものと思っていました。


神楽坂サロン ようこそわが家へ bienvenue chez nous。
そこで得た経験、ご縁、楽しい時間、
そこで触れたフランスの空気、音楽、言葉、料理、文化、
全て、jardin nostalgiqueに刻まれています。

芙美さんはいつまでも、jardin nostalgiqueの母として、
心の中に生き続けています。


心からの感謝を込めたブログでした。
お読みいただいた皆様、どうもありがとうございました。
神楽坂サロン ようこそわが家へ Bienvenue chez nousのことを心にとめてもらえたら、
芙美さんという、自分達にとって感謝してもしきれない人がいることを知ってもらえたら嬉しいです。


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お花が大好きな芙美さん。
これからも、自分たちはお花を、お菓子を作り続けていきますね!!

Merci du fond de mon coeur!!
Venez chez jardin nostalgique,je vous en prie, n'importe quand vous voulez venir!!
A bientot!!!